2018/11/13 15:49
こんにちは。
swantile store 店長の中島です。
タイルメーカーに勤めて、そろそろ早3年。
タイルのことも分かり始めた頃合いですが、
実は私、タイルの施工風景を見たことがなかったのです・・・
しかし、ありがたいことに弊社の事務所を改装することになり
やっっっと生で施工現場を見ることができました。
「失礼しま~す!」と中に入り
やや緊張ぎみの職人さんの後ろに張り付き、写真と動画の大量撮影に成功いたしました。
さすがに動画は重すぎて、アップ出来なかったので代わりに写真をどうぞ。
はい、こちらがすっからかんの事務所です。
元々、床は全面タイルでしたが
新しい事務所では、木の段を作って頂きました。
まだ施工したばかりで木の匂いがしていて、すごく落ち着きます。
こちらが施工前の床。
以前まで貼られていたタイルの溝をぴっちり埋めていきます。
表面を凹凸なく、真っ平にすることがポイントです。
なぜなら...
今回「タイル on タイル」という施工方法で行うからです。
今貼ってあるタイルを剥がさず、その上から新しいタイルを貼っていく
リフォームにおすすめの施工方法。
施工期間も短く、低コストなのです!
真っ平にした土台の上から、接着剤を塗り広げます!
注目して頂きたいのが、この表面の線。
くし目ゴテを使うことで出来る、この“山”と“谷”がすごく大切なのです。
水分や空気を逃がすための通り道ができ、より接着剤が馴染む効果があります。
目地幅に注意しながら、タイルを置いていきます。
手でギューッと上から押さえ、さらに仕上げにゴムハンマーでトントンと軽く叩きます。
(この写真だと、勢いよく叩いてるように見えますね。笑)
完成!!
今回使用したタイルは、『ヴェイル』というシリーズのタイル。
300×600角サイズで、品番は『PM-630/VE-3』です!
イタリアから購入したデザインで、
柄に合わせてテクスチャーも組んであるので、統一感があってかっこいい!
施工しにくいこんな場所も、すごく綺麗。
何度も調節してカットしてくれたのだろうなあ...。
胸熱です。
さて、3つの部屋が見えます。
全て違うシリーズのタイルが貼ってあるのです!
最初は通路のダークグレーに合わせた色の方が良いんじゃないか?という話もありましたが
こうして完成したものを見ると
空間の仕切りを意識しやすいので、あえて反対の色を使うのも面白いですね。
次はこの部屋の内部もご紹介しますね ♪
それでは~!